「結界」と「のれん」の関係

のれんの活用法のれんを追っていくと「結界」というものに行きあたります。


結界というと、魔界と現世を区切る透明な壁としてアニメなどによく
登場するイメージがありますが、聖なる領域と俗世の領域を分割するという意味では
古来から神秘性を高めるための宗教的儀式のひとつであったという説もあります。

結界


物理的に確固たる障害物ではないので、越えようと思えば越えられなくもないですが、
やはり越えてはならないものであり、その延長線上にある「のれん」は
心理的な面で空間を分割していますが、視界を完全に遮断する壁とは違います。


壁は向こう側の世界を見ることはできませんが、のれんはデザインの差こそあれ、
手で割れ目を開けたり下から覗けば向こうの世界を窺い知ることが可能です。


空間を区切っていながらも、両空間を交流させてもいるというよく考えると不思議な物体です。


でも、そうした「のれん」の持つ特徴が、昔から日本人の美意識や感性に沿うものとして
長きにわたって愛されてきたのです。

 

暖簾専門店「京都のれん」でのれんを作ろう!


暖簾専門店「京都のれん」では、自分が作りたいオリジナルのれんをオーダーして作ってもらうことができます。


まずはどんなのれんが作りたいのかイメージを伝え、すでにデザインやロゴのデータを
持っている場合は、京都のれんにデータを送信します。

データを送る


そのデザインデータをみた結果、一から作成する必要がないと判断された場合は
価格を安く提案することが可能です。


その後見積もりと制作手法の提案が届くので、そこでデザインが確定すれば制作に入ります。
制作から納品までの期間は手法ごとに異なり「無地」が一番早く絵師都合の「手描き」が一番長くかかります。


最近はのれんが持つそのメッセージ性や役割が幅広い世代からあらためて見直されており、
店舗だけでなく家庭にまでその活躍の場は広がりをみせています。


暖簾専門店ならではの熟練の技術によって制作され、自分の空間を素敵にアレンジしてくれる
オリジナルの「のれん」を作ってみてはいかかでしょうか。